楽譜を見てピアノを弾くことは、文書を見てパソコンに文字を打ち込むことに似ています。

キーボードを見ずに打つ

「ブラインドタッチ」のようなものです。

ブラインドタッチにトレーニングが必要なように、読譜力を伸ばすのにもトレーニングが必要です。

逆を言えば、適切なトレーニングを行えば、読譜力は誰でも身に着けることができます。

だからこそ、ある時期に思い切り沢山トレーニングさせて、子供に読譜力を身に着けてほしいのです。

そのためには、毎日30分から1時間の練習をすることが理想です。

楽器演奏を習得するには、一定の練習時間の確保が基本です。

しかし、毎日一定の練習時間を作るのは中々難しい事と思います。

ここでお勧めしたいのが、

例えば1週間で1日だけ２，３、時間練習するよりも、

毎日5分練習する人の方が上達します。

毎日ピアノを練習するという事は、お母さんがピアノの横に座って、お子さんに音符を教えることではありません。

子供の手の形を注意することでもありません。

また、完全に放任することでもありません。

子供への適度な声掛けと、練習環境を作ってあげることが必要なのです。

そのことが、

　また、怒られることでピアノを嫌いになってしまうお子さんもいます。

出来る限り、褒めてあげてください。

ちょっとしたことで構いません。

褒められれば、自然と自主的に練習する時間も長くなっていきます。

2019.05